「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」と並ぶ中国四大奇書のひとつ「金瓶梅」。
それは中国四千年の歴史上、最もセンセーショナルかつインモラルな禁書にして、最大のベストセラー官能小説である。
映画『金瓶梅』は、欲望のままに女淫の限りを尽くす男・西門慶を主人公に、究極の性愛と欲望を描いたこの古典を、日本を代表するトップセクシー女優陣を招き“映画史上最も刺激的な官能シーン”満載で完全映画化。香港をはじめアジア各国で大ヒットを記録した文芸エロティック・ロマン巨編である。
「金瓶梅」は、55年のショウ・ブラザース製作、李香蘭主演作をはじめ、68年に日本で製作された若松孝二監督、伊丹十三主演作、74年のショウ・ブラザース製作、リー・ハンシャン監督作(原題『金瓶隻艶』)、同じくリー・ハンシャン監督による91年の再映画化『金瓶風月』(日本未公開)など、過去に何度も映像化されているが、日本から4名のセクシー女優を迎えた今回の映画化は、数ある香港三級映画(成人向映画)史の中でも最も過激で最もエロティックなものとなった。
出演は主人公、西門慶に『タイガー・オン・ザ・ビート2』(90)で武術指導を担当したこともあるアクション俳優で、数多くの成人映画に主演する三級映画界のトップスター、ラム・ワイキン。処女の尼僧・明月をスキンヘッドで熱演するのは、『SF忍者 サイバートリップ』(08)『燃えよカンフーガール』(09)などのVシネマに主演する若菜ひかる。
魔性の纏足美女・潘金蓮にはAVやピンク映画で活躍するトップ女優・早川瀬里奈。西門慶に性技を教授する家庭教師・紫煙にはテレビのバラエティなどでも活躍する人気AV女優・上原カエラ。
西門慶の母と娼館を経営する雁夫人には巨乳セクシータレント森川由衣。
また、第2部で中心的活躍をすることになる龐春梅を演じる香港の人気セクシー女優・ウィニー・リョンがエンディングに顔を見せる。
また、西門慶に性の奥義を伝授する父・西門達役で『ベルベット・レイン』(04)など数多くの作品に出演しているベテラン、チョイ・シウキョンが特別出演。
同じく潘金蓮の夫・武大郎を『欲望の街・古惑仔 I/銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風』(95)などの名バイプレイヤー、ン・チーホンが演じる。
監督・製作は『スー・チーのSEX&禅』(96)など、香港セクシー映画界の巨匠チン・マンケイ。
まるで動く春画のような幻想的な映像を手掛けたのは、ブライアン・デ・パルマ監督の『ブラック・ダリア』(06)などのカメラ・オペレーターを務めたオーストラリア出身の名手ロス・W・クラークソン。
絢爛豪華な美術は『少林サッカー』(01)のサイラス・ホー。
映画史上空前のワイヤー・アクションを駆使した驚愕のセックス・シーンを担当した武術指導はウォン・カーウァイ監督作『いますぐ抱きしめたい』(91)『天使の涙』(95)を手掛けたプーン・キンクァンなど、一流のスタッフが集結し、スケールの大きなエロティック・ワールドを創造している。